プレス加工
プレス板金加工とは、プレスマシンと呼ばれ強圧をかける機械にプレス金型を取り付け、金属などの材料を強圧し、せん断・曲げ・成形・絞り・鍛造などの成形を施す加工法です。それによってできた製品がプレス加工製品となります。プレス加工は薄い板材加工に適し、大量生産向きの生産方法として知られています。例を挙げると、パソコンの内部部品、自動車のボディ、お鍋などのキッチン用品、テレビやエアコンなどの電化製品の内部部品など、平らな板などが形になった部品がプレス製品で、日常生活の中でもよくみられます。
プレス金型
弊社で製作したプレス金型の一部です。
金型の設計から製作まで、自社で一貫して行うため、お客様の理想の金型をご提供することが可能です。
試作金型から精密プレス金型まで、お客様のご予算や目的に応じ、さまざまな設計・製作に対応できるよう設備を整えております。
小林製作所のプレス加工
当社では一般鋼材はもちろん、ステンレス・伸銅品(黄銅・銅・リン青銅など)・アルミニウムなどの非鉄金属材料のプレス板金加工を得意としております。
また、チタン材やパーマロイ材・樹脂・その他特殊鋼にも対応しております。
サーボプレス機「AIDA ダイレクトサーボフォーマ NS1-2000D」を導入し、より高精度で複雑な形状の製品のご提供を実現しています。
サーボプレス機(200ton)1台
プレス機(2~150ton) 7台
打ち抜き加工
プレス加工機に取り付けた上刃・下刃の二枚の刃をはさみのようにスライドさせ、部材を必要な形状に切り出す加工方法です。
曲げ・成形加工
プレス機にセットした板材をパンチで押して、任意の形状に変形させる加工方法です。板材の諸条件によって仕上がりが異なるため、長年の勘と職人の技が要求されます。
絞り加工
薄い板材に金型を押し当て、材料を周りから中央に寄せて立体の形状に変形させます。たとえば、アルミ缶などの容器を成形する加工で、しわや歪み、割れなどがでないよう、細心の注意と高度な技術が伴う加工です。
板金・溶接加工
板金加工
弊社では、プレス金型を製作する技術を応用してベンダー(プレスブレーキ)用の金型を製作し、加工を行うことができるため、複雑な形状の製品であっても短納期で製作することが可能です。
所有設備
・NCサーボプレスブレーキ(NCサーボベンダー) 相澤鉄工所 AVP-206 2台
・プレスブレーキ(ベンダー) 相澤鉄工所 APM-5513 1台
溶接加工
弊社では、TIG溶接・MIG溶接・半自動溶接をメインに取り扱っており、鋼材はもちろん、ステンレス、アルミ等の溶接も行っております。
機械加工
弊社では高レベルな寸法精度を保つため、金属に対する温度管理にも細心の注意を払い、誤差を最小限に抑える工夫をしています。また、重さ、質、強度など、お客様のご要望に合った材質を選ぶだけでなく、付帯処理(仕上げ加工)においても、最適の加工を施し、ご希望通りの品質に仕上げます。
三次元CAD/CAMにより加工プログラムを作成し、マシニングセンタ・NC旋盤・ワイヤカット放電加工機・研削盤にて加工を行います。
製作した製品は、三次元測定機、非接触三次元測定機、マイクロスコープ、その他各種測定器を駆使し、より正確な検査を行い、高い水準の品質管理を行っております。
また、生産管理システムにより無駄のない最適な加工スケジュールを実現しています。
所有設備
・立型マシニングセンタ 9台(最大サイズ 1,500×660mm)
・横型マシニングセンタ 2台(最大サイズ 560×560mm)
・NC旋盤 6台(最大サイズ 約φ350×2,000mm)
・ワイヤーカット放電加工機 3台(最大サイズ 600×400mm)
・研削盤 4台(最大サイズ 600×400mm)